法人カードの審査に通りやるくなるために知っておくこと

■法人カードは審査に時間がかかる

クレジットカードの審査時間は短縮されています。
以前は人の手で審査を行っていましたが、現在はコンピュータ化されており審査に時間をかけなくても良くなったためです。
審査時間が30分程度しかかからず、即日発行可能なクレジットカードも登場しているくらいです。

法人カードも審査にかけられる時間は、以前よりは短くなってきているようです。
しかし個人のクレジットカードのように、最短30分…というスピードは望めません。
法人カードは利用限度額が高く、慎重に審査が行われています。
審査にどうしても時間がかかってしまい、審査結果が出るまで数日は要するのが普通なのです。
そのため法人カードでは、即日発行に対応しているものはありません。
今すぐ審査をしてもらい、今すぐ法人カードを使いたい!というのは、不可能ということになります。

どうしても即日にクレジットカードを使う必要がある…というときは、法人カードではなく経営者個人のクレジットカードで間に合わせなければなりません。
支払いができないよりは良いでしょう。
経営者がクレジットカードをもっていない!クレジットカードを持っているけれど利用限度額いっぱいで使えない!といった時は、スピード審査で即日発行に対応しているクレジットカードの発行を考えてください。
店舗に受け取りに行くことで即日発行が可能なクレジットカードなら、今日中に使うこともできます。
急な支払いをしなければならないというときを、しのぐことができます。
ただ個人のクレジットカードは、事業性の支出に使うことは禁止されています。
あまりに高額の利用をしたり、何度も明らかに事業性と思われる支払いをしていると、クレジットカード会社から警告を受けることがありますので注意をしましょう。
最悪クレジットカードが使えなくなってしまうこともあるようです。
やはりビジネスの支出は、法人カードを使うのが無難でしょう。
法人カードなら事業性でも、堂々と使うことができますので。
個人のクレジットカードを使うときは、あくまでも間に合わせにしておいてください。

昔は申込みから発行まで1か月前後かかる法人カードが多かったようです。
今ならスピード発行の法人カードなら、手元に届くまで1週間程度のものもあります。
法人カードの審査や発行スピードは、だいぶ速くなっていると言えるでしょう。
しかしそれでも発行に時間がかかることに変わりはありません。
法人カードは余裕をもって申し込みをしておく必要があります。

■審査が厳しい法人カードとは?

法人カードの審査基準は、それぞれに設定されています。
審査が不安であれば、審査が厳しい法人カードは避けるのが良いでしょう。

・ダイナースクラブ
審査が厳しいクレジットカードとして、まず挙げられるのがダイナースクラブです。
富裕層向けのクレジットカードなので、一般庶民には敷居が高い…といったところでしょうか。
以前よりは審査基準が引きさがっているとは言われていますが、27歳以上でなければ申込ができなく、年収は500万円以上ないと審査落ちするとされています。
そんなダイナースクラブですから、法人カードの審査も厳しいのは当然でしょう。
個人事業主でも発行が可能ですが弁護士、開業医など、社会的に地位も年収も高い職種でないと審査通過は難しいとされています。
よほど法人カードの審査に自信がある場合以外は、審査落ち覚悟で申込みをした方が良いかもしれません。

・ゴールド法人カード
一般クラスの法人カードよりもランクが上となりますので、審査は厳しめとなります。
ただ低年会費のゴールドカードは、比較的審査は緩めとされているようです。
審査に通りやすいゴールド法人カードが欲しいなら、2,000円程度と年会費が低いものを選択すると良いでしょう。
低年会費ゴールド法人カードなら、いきなりゴールドクラスから発行することも可能です。

・プラチナ法人カード
ゴールド法人カードのさらに上位ランクとなるのが、プラチナ法人カードです。
法人カードでは最高クラスとなるので、審査も厳しくなるでしょう。
クレジットカード会社に認められた、一部の会員しか発行できないとも言えます。
自分で申込みはできず、クレジットカード会社からのインビテーションでしか発行できない場合もあります。

ゴールドやプラチナの法人カードが欲しいからと、いきなり申込をしても審査に落ちやすくなってしまいます。
まずは一般クラスの法人カードを発行し、優良会員となりクレジットカード会社に信用を付けましょう。
その後ゴールド法人カードに申込みをすれば、審査に通過しやすくなります。
そしてゴールド法人カードの使い方を良くしていれば、さらに信用を高くすることができます。
プラチナ法人カードを発行しても良い会員とクレジットカード会社から認められれば、インビテーションをもらうことも可能です。

たとえばJCB法人カード一般→JCBゴールド法人カード→JCBプラチナ法人カードといったように、1段階ずつランクを上げていくのがおすすめです。

■法人カードの審査を有利にするには

法人カードの審査を有利にする方法を知っていると、審査落ちしにくくなります。
法人カードに申込みをする前に、知っておくと得するでしょう。

・書類不備に気を付ける
法人カードの発行に必要な書類がすべてそろっているか確認をしましょう。
また申込用紙の不備に気を付ける必要もあります。
空欄を作らず、すべて埋めるようにしましょう。
虚偽や間違いがないようにしてください。
書類に不備があると、本気で法人カードを発行する気があるのか?と思われてしまいます。
さらに申込書類もきちんと用意できないほど、いいかげんな人なのではないか?ともなってしまうでしょう。
法人カードを使わせるのは危険…となってしまい、審査に落ちやすくなります。

・固定電話を持つ
ないと法人カードの審査に落ちてしまうのが固定電話です。
個人事業主では固定電話を持たないケースもあるようですが、法人カードを持つなら用意するべきでしょう。
もし取引先の連絡先が携帯電話番号だったらどうでしょうか。
信用できないと思ってしまうのではないでしょうか。
携帯電話番号はいつでも簡単に変更することができます。
法人カードを使い倒し支払いをせず、姿をくらますということも可能です。
また固定電話がないと、実在をしない法人である可能性も考えられます。
適当な会社名を使って法人カードを発行し、悪用するつもりかもしれません。
クレジットカード会社はそんなリスクを避けるため、固定電話がないと審査通過できないとする法人カードが多くなっているのです。

・ホームページを持つ
会社概要を判断するのが、ホームページだと言われています。
ホームページに事業内容や取引先などの情報がしっかりあると、法人カードの審査に通りやすくなるようです。
法人カードの審査対策だけでなく顧客を増やす要因にもなりますので、ホームページは持つようにしてください。
凝ったスゴイ!というサイトなら法人カードの審査に通りやすいということはないので、カンタンなものでかまいません。

・審査基準を満たす法人カードを選ぶ
これは法人カードの審査に通る基本です。
身の丈に合わないような審査が厳しい法人カードに申込みをしても、審査に落ちるのは目に見えています。
設定されている審査基準を確認して、発行できそうな法人カードを選ぶようにしてください。
初めて法人カードを発行する場合や、経営年数が短いといった場合は、比較的審査が甘いとされている法人カードがおすすめです。

■審査が甘い法人カードを探す方法

法人カードの審査基準はさまざまです。
審査通過しやすいのは審査甘い法人カードですが、どれが審査が甘いのかよくわからない…というケースも多いでしょう。
法人カードの審査基準を判断する方法はあると便利ではないでしょうか。

・クレジットカードの情報サイトを見る
法人カードなどクレジットカードの情報サイトには、審査基準についての記述もあります。
審査の厳しさや甘さをランキング形式で掲載しているところもあり、審査基準を判断する手段となります。

・口コミを見る
インターネット上には、いろいろな口コミがあります。
法人カードの審査についての口コミもあり、審査が甘いものを探しやすくなっています。
自分と同じような境遇の人が審査通過できた法人カードなら、申込みをすれば審査通過できる可能性が高いでしょう。

ただインターネット上の情報は、すべてが正解ではありません。
間違った情報もありますので、鵜呑みにしてしまうのは危険です。
一つの情報だけで判断するのではなく、なるべく多くの情報を収集するのがおすすめです。
そうすれば偏った意見に惑わされる可能性は低くなるでしょう。

・年会費を見る
法人カードは年会費有料が多いですが、金額には幅があります。
1,000円程度もあれば、何万円の年会費となる法人カードもあります。
一般的に言われているのが、年会費が低い法人カードは審査が甘いということです。
審査に通りやすい法人カードを探しているなら、年会費が低いものに注目をすると良いでしょう。
年会費が1万円以上になる法人カードは、発行するのはカンタンではないと思われます。

・付帯サービスを見る
法人カードにはたくさんの付帯サービスあります。
ポイント、保険、割引、空港ラウンジ無料、プライオリティパス、コンシェルジュサービスなど、法人カードにより付帯するサービスは異なります。
審査が甘い法人カードは、付帯サービスが簡素化されている傾向にあります。
つまりサービスが良くない法人カードは、審査に通りやすいということなのです。
付帯保険が付いていても補償金額が低いといった場合は、審査は甘いと判断できるでしょう。
逆に付帯保険の補償金額が高く、旅行保険、ショッピング保険など付帯する種類が多いほど、審査は厳しくなると見てよいです。

年会費が低くあまりサービスが手厚くない法人カードが、審査が甘く発行しやすいということになるでしょう。
法人カード選びの参考にしてみてください。

■法人カードの審査に通れない場合の対策

法人カードに申込みをしても、審査に落ちてしまうことがあります。
しかし一度審査落ちしたからといって、法人カードは一生持つことができないということはありません。
再チャレンジができますので、いずれは法人カードを発行できるように頑張りましょう。

・審査落ち原因を考える
法人カードの審査落ち理由がわからなければ、対策ができません。
なぜ審査に落ちたのかを考えましょう。
思い当たることがあれば、それを改善して再度法人カードに申込みをしてみてください。

法人カードの審査落ち原因は、クレジットカード会社に問い合わせをしても教えてはくれません。
なので自分で原因を見つる必要があります。

・別の法人カードに申込みをしてみる
審査に落ちてしまったのは、自分にとっては審査が厳しい法人カードだった可能性があります。
審査基準が低い法人カードを選ぶことにより、審査に通過できるかもしれません。
審査が柔軟とされる法人カードを、探してみましょう。

・デビットカードにしてみる
どうしても法人カードの審査に落ちてしまうときは、デビットカードの発行を考えるのも良いでしょう。
デビットカードは利用をした時点で、口座から利用金額が引き落としされます。
自分のお金で支払いをしているわけになりますから、ほほ無審査で発行することができます。
赤字経営が続き法人カードの審査に落ち続けてしまう…というときでも、デビットカードなら波発行することができるのです。

法人デビットカードを発行するには、法人口座の開設が必要になります。
もし法人口座をすでに持っていれば、デビットカードをすぐに発行できる可能性があります。
金融機関に確認をしてみてください。

法人カードがまだない場合は、まずは開設をしましょう。
おすすめなのは楽天銀行の法人口座です。
法人だけでなく、個人事業主でも開設が可能です。
楽天銀行の法人デビットカードは、1%のキャッシュバックがあるのでお得です。
法人カードを使うよりも、楽天銀行の法人デビットカードの方がお得度が高いかもしれません。
年会費1,000円が必要になってしまいますが、キャッシュバック金額を考えると年会費を支払っても損はしないのではないでしょうか。

ただ法人口座の開設には、どの金融機関でも審査があります。
これが結構大変で、カンタンに審査通過できないのが難点です。
デビットカードは無審査で発行しやすいのですが、法人口座の開設に苦労してしまう可能性はあるでしょう。

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